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最終更新日: 2013年12月20日

学科特色

実験の様子

学科の特色

 金属、セラミックス、半導体、超伝導体など新素材の創製には、設計、制御、加工、評価など、ナノからマクロに至る幅広い視野で材料を理解する必要があります。そのためマテリアル工学科では、材料工学と物質科学の視点からマテリアル工学の基礎を学んだ上で、以下の2つの分野に分かれて専門性を追求します。

金属材料工学分野

 材料熱力学や材料組織学、金属構造材料などの金属とセラミックスの物理・化学的性質を基礎に、金属工学、材料精製、加工プロセスなどの専門知識を習得。その上で、新機能材料・新エネルギー関連材料などの創製、精錬・資源リサイクル、廃棄物処理、鋳造・溶接・粉末冶金などの金属材料工学に関する研究を行います。

電子材料工学分野

 電磁気学や固体物理学、電子物性学などを基礎に、固体内の電子の動きや、固体の電気的・磁気的・熱的・結晶学的性質についての知識を習得。その上で、半導体・磁性体・超伝導体などの新電子材料開発、物質科学・ナノテクノロジー、計算材料学、材料設計・解析などの電子材料工学に関する研究開発を行います。

研究室ゼミナール

ゼミの様子

より高度な専門知識を身に付ける

 英文や和文の論文や専門書を、指導教員とともに輪読します。研究室という家庭的な雰囲気の中で、普段の講義とはひと味違った勉強会。卒業研究の理解と卒業研究論文の書き方につながり、卒業研究のうちのひとつと言えます。

卒業研究

研究の様子

最先端の研究に挑戦・・エンジニア・研究者への第一歩です

 4年次には全員、研究室に配属され卒業研究に取り組みます。各教員の指導のもとで、最先端の研究テーマに挑戦します。この未知の分野への真剣な挑戦は、学生たちを将来の材料技術者へと大きく成長させます。

学生実験

学生実験

基礎から応用まで・・講義の内容を実験で確認します

 講義で学習する専門的な内容を、4・5人のグループで実験を行い理解を深めます。装置の使い方、実験データのまとめ方など工学技術者としての基礎的素養を、物理実験、化学実験と合わせて2・3年次にじっくりと身に付けます。

Copyright (C) Department of Materials Science and Engineering, Faculty of Engineering Iwate University.